日本企業からの技術移転を通じた新事業創造によるウクライナのグリーン産業復興プロジェクト

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UNIDO(国際連合工業開発機関)が実施し、日本の経済産業省が資金拠出する「Green Industrial Recovery Project for Ukraine through Technology Transfer and the Co-creation of New business with Japan’s Private Industries(日本企業からの技術移転を通じた新事業創造によるウクライナのグリーン産業復興プロジェクト)」に弊社の参加が決まりました。

弊社は、2025年の5月から1年をかけて、ウクライナにおける医療コンテナを活用した遠隔医療のフィージビリティスタディに取り組みます。詳細は、UNIDOの公式ウェブサイト(英文)でご覧いただけます。

https://www.unido.org/girp-ukr-jpn/mobile-medical-facility

プロジェクト概要

移動式医療施設

MC-Cubeは、ISO規格のコンテナを組み合わせて構築されたモジュール式医療施設です。手術室、集中治療室、コンピュータ断層撮影装置(CTスキャナー)などの高度な医療機器を装備可能です。MC-Cubeは、多様な医療ニーズに対応するため、優れた輸送性と拡張性を備えています。

ウクライナにおけるフィージビリティスタディの目的は、遠隔医療機能を備えた移動式医療コンテナユニットとマイクロホスピタルの実現可能性を、技術的、経済的、社会的観点から評価することです。

期待される効果は、ウクライナにおける戦争時および戦後復興段階における医療へのアクセス、即応性、持続可能性の向上です。さらに、MC-Cubeは、紛争、災害、インフラ不足に直面する他の地域においても応用可能性があります。

Sanseiは、医療現場での豊富な経験を通じて培った技術と専門知識を活用し、ISO規格準拠のコンテナを使用したモジュール式医療施設「MC-Cube」を開発しました。同社は、革新的な放射線防護技術に関する特許も保有しています。

ウクライナにおけるパートナー:CHI Software、TIS
その他のパートナー:Y-BRIDGE、KIKO GLOBAL、ShareMedical、MEDIK Hospital Design

2025年7月15日